2024-03

スティックを替えてみた

のですが、やはり替えずに行こうかと。

2008年の5月に1ダース買ったAJモデルがいよいよなくなってきました。
ヤマハH-14C時代から40年ほどずっと同じスティックを使ってきましたが、はて、今もこれが合っているのかと言う疑問と、またAJモデルがちょっと高価であることもあり、違うものにチャレンジしてみるか、と言う話です。

ログをさかのぼると2020年の11月にも同じようなことをやっているのですが、今回は「安い」という条件が追加になってます。
そこで、最近VicFirthから出たModern Jazz Collectionというシリーズが目に留まりました。

stick2022_01.jpg

1,080円でした。AJより1割ほど安い感じ。

このシリーズには形状がいくつかありますが、無難そうな1を買ってみました。
サウンドハウスのレビューで「絶妙な」と書かれていたのも動機になりました。

が、しばらく輸入が遅れ、今年の1月に入ってやっと入手できました。
第一印象は「軽い」でした。

さて、どれほど軽いのかと言うと

stick2022_04.jpg

stick2022_05.jpg

いや、軽くないんですね。
ではなぜ軽く感じたか、それはバランスしかないですね。

AJと比べるとショルダーのテーパー部分が長く、重心が手前にあるのではないかと推測します。

stick2022_03.jpg

そして次の感想は「滑る」です。
長年AJのコーティングを使っていると、やはり普通の表面処理のものは少し頼りない感じがします。

それでも慣れてみようと1か月ほど使いましたがやっぱり疲れる感じで、ふと思い立ちいつも木工で使っているニスを塗ってみました。

stick2022_02.jpg

結構ええ感じです。
これで普通に使えそうです。

さて次は、実際に生ドラムを叩いてみました。

先ずはライドシンバル、かなり明るい音になります。広がりがあるというか、逆に言うとピング音が立ちません。
そしてファストのスイングなどはやりやすいです。

次にスネア、軽い音になります。
いつもの高校のゼロシリーズ、切削リムでも軽い感じです。

そしてタム、これが鳴らない。。。
特に16のフロアになると音の太さが全然違います。

一昨年にも同じ見解を出してますが、やはり「首下」の太さではないかと。

stick2022_06.jpg

今回も測りました。

stick2022_07.jpg

stick2022_08.jpg

AJは7.3mm、MJC1は6.5mmですね。5Aより少し太いです。

結局、首下が細いと良くバウンドし、高速ライドはやりやすくなるのではないでしょうか。

と言うことで、結論としてAJを今後も使うことにしました。高いけど。。
しかしサウンドハウスのスティックの価格が日々変わり、いつ買えばよいのか悩むところです。

オークションも継続してチェックですね。

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